【union67】お金の集め方と使い方 ②〜団体運営に欠かせないリアルな話〜

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11月5日(水)、市民によるまちづくり研究会「union67(ユニオンロクナナ)」の情報交換会が開催されました。

前回に引き続き、今回もメインテーマは「お金」。お金の集め方として「寄付」を、またお金の使い方として「余剰金」をテーマに、皆さんで一緒に考えました。
「余剰金が出た時の扱いがわからず、悩んでいる」「繰越金が余らないようにイベント開催してお金を使ったが、思わぬ共催金をいただいて収支がプラスマイナスゼロになり、モヤモヤしている…」「余剰金の適正額って?予算に対してどれくらい余っているといいの?」などなど、みなさんテーマに対してそれぞれお悩みがある様子。
前回からリピート参加の8名に初参加の2名を加えて、和やかな雰囲気で会がスタートしました。

「union67」とは?

市民によるまちづくり研究会「union67」は地域社会への貢献に取り組む市民活動団体などの組織を対象に、情報共有・学びの機会をつくり、横のつながりを強化することを目的に結成し、宗像における市民活動をより広く発信し活発化させていく研究会です。

お金の集め方「寄付」

寄付を集めるためには「共感」「信頼」「仕組み」がポイントになります。一つずつ見ていきましょう。

①「共感」の生み方

共感を得るためには以下のことを心がけましょう。

  • 自分たちの団体が何を実現したいのか(ビジョンやミッション)を明確にする
  • ストーリーを語る
  • 寄付につながる媒体で発信する

ストーリーとは、その活動のきっかけになったエピソードや代表者の想いなどです。活動に説得力が増し、「応援したい」気持ちの後押しになります。

②「信頼」を獲得するには

  • 代表は誰で、どんな人たちが運営しているのか(団体の透明性)
  • 寄付したお金がどのように使われているか(寄付の使途明示)
  • 受賞歴など、客観的な評価

③効果的な「仕組み」とは

ホームページとは別に、寄付専用のウェブページ(ランディングページ)があると効果的です。ウェブサイトへ誘導するための手段としてSNSを活用し、見る人の寄付したい気持ちが高まっている時に、その場で入金いただけるような決済システムを導入しておきましょう。
▶︎決済システムにはSyncableREADY FORなどがおすすめ。

また正会員と寄付支援者の区分をシンプルにすることや、お礼メールや活動報告などを行うことも大切です。継続支援者との継続的なコミュニケーションが、長期支援に繋がります。

お金の使い方「余剰金」

参加者からお悩みの声が多かった余剰金。声を拾っていくうちに、「非営利団体は利益を出してはいけない・儲けてはいけない」という間違った認識が大きな原因であることがわかってきました。

「非営利」とは「利益を分配しない」ということ

非営利活動団体が活動する中でよく耳にする言葉。

  • 参加費を取るの?/参加費高いんじゃない?
  • 余ったお金何に使ってるの?
  • ボランティアなのに…/ボランティアなのだから無償であるべき

これらの言葉が、団体がお金を扱う際に後ろめたさを感じさせています。
「活動を継続させていくためには余剰金はむしろ必須。この偏見がなくなることで活動は発展します。
偏見に惑わされず、堂々と、貪欲に収益をあげてください!」と講師の立花さんは参加団体を鼓舞します。

報酬制度導入のための「法人格取得」

参加者の中には、報酬を支払ったことで周囲からネガティブなイメージを持たれた経験のある団体も。「偏見に屈さず堂々と!」…とはいえ、実際に運営側が感じる報酬制度の必要性と社会との間にはまだまだギャップがあるようです。
社会課題に真摯に向き合い、運営スタッフの負担が大きい団体でも、「任意団体では運営スタッフに人件費を払うのがハードルが高い」というのが実情。

そんな時は、法人格を取得することによって人件費支払いに対する社会的理解が得やすくなることもあります。「きちんと必要なお金をいただいて、仕事としてやっていくんだと決めたら振り切れるかもしれない。自立して活動をしていきたいと思う団体は、法人格を取るのはおすすめです」と立花さんは話しました。

参加者の感想

  • クレカ決済は大変勉強になった。
  • へー!!なるほどー!!の連続です。ありがとうございました。
  • 持続可能な活動にするために資金を安定的に調達したい。
  • HPを作成中ですので、即、参考にして検討したいと思います。
  • たくさんの団体さんが自身で社会問題を解決するため活動されていて嬉しい気持ちになりました。今後、活動を仕事にしていけるように頑張ります!
  • 前回の内容をふまえて、ボランティアさんの報酬の枠組みを作ることができました!

参加者のみなさんからは、もやもやしていたことがクリアになってスッキリした、前回と今回お金の話を続けて聞くことで新しい仕組みを作るきっかけになったという声をいただきました。

今後の予定

union67では、宗像の市民活動がより活発になり、みなさんの活動が広がるような企画を開催予定です。

次回は、1月中旬に開催を予定しています。

👉市民によるまちづくり研究会「union67」への入会はこちらから
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