【union67】 団体お悩み相談会と事例紹介

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1月14日(水)、今年度5回目となる“市民によるまちづくり研究会”「union67(ユニオンロクナナ)」を開催しました。

今回はいつもとは少し趣向を変え、「団体お悩み相談会」をテーマに開催。参加団体それぞれが日頃感じている課題を持ち寄り、経験談や実践例を交えながら、みんなで知恵を出し合う時間となりました。

みんなのお悩み、集めてみました

その1:会議運営と情報共有が大変!

「月1回、10名以上で会議をしているが、欠席や途中参加・退席も多く、情報共有がうまくいかない」

議事録は作成しているものの、完成までに時間がかかり、タイムリーな共有が難しい。また、LINEでの情報共有は手軽な反面、後から見返すのが難しいという悩みも共通していました。

解決のヒントとして出たアイデア

  • 録音と文字起こしを組み合わせたツールを活用し、議事録作成の負担を減らす(ツール活用費用は必要経費として予算化する考え方も)
  • コアメンバー・実行委員・当日スタッフなど、役割を分けた組織設計で意思決定をスムーズに。定期的な情報共有を行い、信頼関係を保つことを忘れずに
  • 情報共有は、LINEだけでなくGoogleドライブなど「後から見返せる場所」を軸に整理する

その2:団体の継続と世代交代

「次の世代には次の考え方があるから、同じ形にこだわらなくてもいい。でも、これまでの活動が終わってしまうのももったいない」

多くの団体が直面するこのテーマについても、率直な意見が交わされました。

話し合いの中で共有された視点

  • 無理に“同じ団体”として続けなくても、活動の中身を引き継ぐ新しい団体が生まれる形もある
  • 次の世代には、自由に考え、挑戦できる余白を残すことが大切
  • 経験やノウハウが一人に集中している場合は、少しずつ仕組み化し手放していくことも、次の担い手を育て、継続につながる

「5年後、10年後を見据えて、時間をかけて考えていく」
そんな言葉が印象に残るやり取りでした。

その3:個人から始まる活動の広め方

「地域で開催した初回イベント時は、たくさんの方がカブトムシを見に来てくれたものの、2回目は参加者が激減した」

個人でヘラクレス(カブトムシ🪲)の飼育を始めたという参加者からは、もっと広く多くの人に知ってもらうためのアドバイスを皆さんに求めました。

継続的な活動にしていくための工夫について

  • 他の地域イベントに出店し、広く知ってもらう
  • 屋号をつけて発信、活動することで信頼性が高まる
  • モノを売るだけでなく“育てる体験を提供する”価値を前面に出す

など、皆さんから具体的なアドバイスが寄せられました。

学びを実践!継続につながる取り組み紹介

宗像ビブリオバトル倶楽部「ブックメイト」

これまでunion67で学んできた「お金の集め方」を実際の活動に生かしている事例として、宗像ビブリオバトル倶楽部の「ブックメイト」の取り組みが紹介されました。

補助金に頼りすぎない運営を目指し、本を通じて人とつながり、まちの中に“読書の灯り”をともしていく仲間「ブックメイト」をスタート。活動への賛同者を増やすため、イベントの場で直接声をかけるなど、短期間でも着実に共感の輪が広がっているそうです。

直接会って、顔を見てお願いするのが一番伝わる
と代表の末田さん。この言葉に、多くの参加者がうなずいていました。

中央:宗像ビブリオバトル倶楽部 代表 末田さん

クラウドファンディングの実践から見えたこと

READYFORを活用し、クラウドファンディングを実践中のスタッフからも取り組みが共有されました。

12月は「寄付月間」と呼ばれ、寄付が動きやすい時期。多くの団体がこの時期に向けて活動を強化しており、今回のクラウドファンディングもこのタイミングを意識して実施されました。

クラウドファンディング達成の成功ポイントとして挙げられたのは、

  • 開始直後と終了前に、直接お願いする場をつくり賛同者を増やすこと
  • 初動でいかに共感を集められるかが、その後を左右すること
  • 事前準備にかける時間の確保と、READYFOR担当者とのやりとり・相談の重要性

一方で、今回、「準備期間が足りなかった」「初動が弱く苦戦した」といった反省点も率直に語られ、実践者だからこそのリアルな学びが共有されました。

最後に共有されたのは、
寄付したいと思ったその瞬間に、すぐ行動できる環境をつくること
という視点。これは、ブックメイトの取り組みにも、クラウドファンディングの実践にも共通するポイントでした。

参加者の声

  • ⾊々なお話が聞けて楽しかったです
  • また学びがありました。ありがとうございます
  • 広く知ってもらうため、ヘラクレス🪲をあちこちのお祭りへ出店させてみます

今後の予定

union67では今後も、
宗像の市民活動が無理なく、楽しく、長く続いていくための学びと対話の場を企画していきます。

次回は 3月11日(水) に開催予定です。

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