12月8日(土)、メイトム宗像にてロープレむなかた2018オープニングイベント「むなかたの海に生きる」を開催しました。
予定していた20名満員御礼でした、ありがとうございます。
漁師さんをメインにしたこのような機会は初めての開催でしたが、ほぼ市内からの参加で関心ある人の多さも感じました。
今回登壇いただいたのは共進丸機関長の権田幸祐さん。
ふらぐでもコラム「宗像海人航海日誌」を記載いただいています。
今回、権田さんには鐘崎の漁師についてや漁師の存続すら危ぶまれる厳しい現状などについてお話いただきました。
「水産業は世界的に見て成長傾向にある産業ですが、日本だけが下降の一途を辿っています。日本の漁をこれからも存続させていくために、日本の漁の在り方を宗像から変えていきたい!」と力強い言葉も。
権田さんの話を受け、参加者からは「消費者としてできることもたくさんあることを学びました。まずは日常でできる小さなことから実践していきたい」などの声も。
講話の後は鐘崎の魚を使った漁師料理を準備いただきました。
食材に感謝しながら皆でいただきます。
魚が新鮮で美味しい!とみなさんに喜んで食べてもらいました。
食事後、より詳しい話を聞きたいと権田さんの周りに参加者が集まります。
今回この企画をオープニングイベントとして開催したのは、漁師が直面する課題を知ってもらうこと、それにはいち消費者としての責任もあることに気づいてもらいたいとの思いがありました。
まちづくりの主体は、まちづくりに関心を持つ一部の意欲的な人たちや市外に住む外部の人たちによってのみなされるものでなく、市に住みごく普通に生活している人たちが自然と参加しているのが理想だと思っています。
地域の課題に向き合い、地域のこれからを考えていける人たちを地道ながらに増やす取り組みがロープレです。
今回のオープニングを皮きりに1月まで様々なプログラムを準備していますので、それぞれの取り組みに足を運んでもらえたら幸いです。