【ロープレ2019】読書で未来を創る!ビブリオサポーター養成塾

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12/21(土)、メイトム宗像にてロープレ2019のプログラム「ビブリオサポーター養成塾〜読書の魅力を語り知る。来たれ!本好き少年少女!〜」が開催されました。

本が好きな小学生〜中学生の子ども5名、大人5名がお気に入りの本を持って集まりました。

今、日本人の読解力がやばい

「今、日本の子どもたちの読解力が低下しているんです!」そう語るのは宗像ビブリオバトル倶楽部代表・品川さん。

OECDが2000年から3年ごとに世界の15歳を対象に行なっている学習到達度調査(PISA2018)によると、日本の15歳の読解力は、前回の8位から15位へ大きく順位を下げました。

これは、スマホの普及によりSNSなどでの短文のやり取りが増え、本や新聞などの長文を読む子どもが減ったためと考えられているそうです。

1ヶ月に1冊も本を読まなかった人の割合「不読率」

品川さんは、小学生から中学生、高校生と学年が上がるにつれて本を読まなくなるという調査結果にも警鐘を鳴らします。

第63回学校読書調査によると、平成29年の「不読率」は小学生5.6%、中学生15%、高校生になると50.4%という結果に。
半数以上の高校生が1ヶ月に1冊も本を読まなかったと回答しているのです。

また同調査で、1人当たりの読書冊数(冊/月)を調査したところ、平成29年では小学生11.1冊、中学生4.5冊、高校生1.5冊と学年が上がるにつれて読書冊数が減少しているという結果も出ています。

「小学生の時はたくさん本を読んでいたのに、だんだん本を読まなくなる子どもたちがとても多いんです。本を読む機会が減っていくことは、読解力の低下につながります」と品川さん。

ビブリオバトルが読書をするきっかけの一つに

宗像ビブリオバトル倶楽部は、宗像市内で「ビブリオバトル」を開催し、大人をはじめ子どもたちにとっても読書がもっと身近になることを目的に活動しています。
ビブリオバトルには毎回30名近い本好きのみなさんが集まり、新しい本との出会いや本を通じた交流を楽しんでいます。

「小さいころから本を読む習慣が身についている子どもは、中学生になっても、高校生になっても、そして大人になっても本を読み続けます」
本好きの方々との交流を数多く重ねている品川さんはいいます。

ビブリオバトルにチャレンジ!

品川さんのお話のあとは、参加者のみなさんにビブリオバトルに挑戦してもらいました!
発表を聞いた人が「読んでみたい!」と感じ、実際にその本を読んでもらえるようにプレゼン内容を考えます。

 

ビブリオバトルスタート!
自分のお気に入りの本を1人5分間(小学生は3分間)で紹介します。

小学2年生の男の子もお父さんと一緒にビブリオバトルにチャレンジしました!

何度も何度も読み返した本、お守りのような本、大人も子どもも楽しめる絵本などなど・・・みなさん時間いっぱい使ってお気に入りの本への想いを伝えます。

読書の魅力を伝える「ビブリオサポーター」に認定!

さいごに、今後も地域や学校などで読書活動に取り組んでいただきたいという想いを込めて、宗像ビブリオバトル倶楽部から参加者全員に「ビブリオサポーター認定書」が授与されました。

 

参加者のみなさんからは・・・

「今まで知らなかった本に出会えたので良かったです」
「読書の楽しさを改めて思い出しました。様々な本と出会えて良かったです」
「子どもたちがしっかり本をおすすめできているので驚きました。本を読む子は自分の言葉を持っているなぁ」
「初めてだったので緊張しましたが、楽しく参加することができました」
「もっとビブリオバトルを広げられたら良いと思います。参加したいです」

など、たくさんのご意見・感想をいただきました。

ビブリオバトルに参加してみませんか?

次回、宗像ビブリオバトル倶楽部主催のビブリオバトルは、2/9(日)ゆめタウン宗像にて開催されます!
本好きな方はもちろん、ビブリオバトルに興味があるという方は、一度遊びに行ってみませんか?

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