【Step Up Lab】ココカライベント企画室

Step Up Lab（ステップ・アップ・ラボ）とは？

【Step Up Lab】は2023年から始まった市民活動・NPOセンターの新事業。市民活動団体の企画づくりや広報をマンツーマンでサポートするプログラムで、「イベント企画コース」と「チラシづくりコース」から選択できます。

この記事では、募集を開始して真っ先に「チラシづくりコース」に申し込みをされた市民活動団体「ココカライベント企画室」のサポートについてまとめました。

背景

市民活動団体「ココカライベント企画室」は宗像市を拠点に活動するイベント企画団体です。スタッフが医療福祉経験者であることを強みとして、専門知識を活かし、福祉、地域貢献、音楽などの分野で皆が笑顔になるイベントの企画運営をサポートしています。

人づくりでまちづくり事業補助金を活用して子どもを対象にしたイベントも開催しています

チラシはメンバーの一人が団体内の意見を取りまとめて携帯アプリの「canva」を利用して作成していますが、「なんか違う」とニュアンスでダメ出しをもらい、どこをどう直していいか悩みながら作成している状態とのこと。「チラシ作成についていろいろ学べたら」と申込みを決めたそうです。

【Step 1】情報整理

今回作成したいのは「団体紹介チラシ」。

チラシを作って「イベントの企画運営に困っている運営者がいたら自分たちを頼って欲しい」「そのイベント、盛り上げますよ！」ということを伝え、問い合わせをもらうことが目標です。

団体の事業内容が写真とともにわかりやすく紹介されてます。ここに、「誰に向けてのチラシなのか？」「見た人にどんな行動を促したいのか？」という要素も考えて、文字情報を整えていきます。

【Step 2】下書き

チラシに掲載する文字情報がある程度固まったら、できあがりのイメージをたくさん下書きしていきます。手を動かすことによって脳が活性化され、イメージが作りやすくなり、最終的に時間短縮になるとも言われています。

【Step 3】作成

ココカライベント企画室さんは日頃からチラシ作成をされていたので、「Step 2」を踏まえてチラシデータを作成してきてもらい、それを添削させていただく形でサポートを進めました。3つもチラシ案を作成してもらい、添削のやり取りを何度か行い、最終的に完成したチラシがこちら！

受講した長山さんからは「誰に向けて発信するのかを明確にして、対象を絞ることができた。余白の活用や伝える表現の仕方を学ぶことができた」というお声をいただきました。

チラシを見てもらいたい対象が「企画主催者」（祭りやマルシェを企画する福祉施設の事業主や、コミセン事務局、子どもたちにワークショップの場を提供するPTA、子ども会、シルバー会、自治会の運営者など）なので、社会福祉協議会の協力のもと、福祉施設運営者などに情報を提供させていただくことになりました。またメイトム宗像や宗像ユリックスなどにもチラシを配置しています。