【CIRCL-むなかた井戸端会議14】まちとデザイン

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11月26日(水)、市民活動・NPOセンター主催の「CIRCL-むなかた井戸端会議⑭」をメイトム宗像で開催し、デザインを通じた地域との関わり方に関心のある6名の参加者が集まりました。

CIRCL-むなかた井戸端会議」とは

宗像の“今”や“これから”について、参加者同士で語り合う、参加者主体の対話型イベントです。毎回、テーマに沿ったゲスト(話題提供者)を迎え、その話をきっかけに、少人数のグループで意見交換を行います。

今回のテーマ:「まちとデザイン」

まちの観光マップ、認知症相談のチラシ、住マイむなかたや六七商店のイラストなどなど…
宗像市内のさまざまなデザインを手がけてきた毛利 清隆さん(Mohri Design)をゲストにお迎えし、 デザインに込められた背景や考え方など、まちに溢れるさまざまなデザインを例に挙げながらお話しいただきました。

  • まちをデザインの視点で見てみると、「ここがおしい!」「もったいない」と感じるデザインに出会うことがある。 デザインは、ほんの少しのスパイス(工夫)を加えるだけで、全体の印象や雰囲気を大きく向上させることができる。
  • 良いデザインとは、見た目だけでなく、背景にある歴史やストーリー、時間の積み重ねを感じさせるロマン(想い)を伝えられるもの。これらを活かすことで、独自性や差別化にもつながっていく。
  • まちにある看板などのデザインは、配色・コントラスト・サイズなどを工夫して、視認性(目で見たときに情報がどれだけ認識しやすいか)の向上を意識することも大切なポイントのひとつ。
  • まちの魅力を高めるうえでは「統一感」も重要だが、統一しすぎることで個々の魅力やコンセプトを損なう可能性もある。デザインでは、個性を尊重しながら“ちょうどいい”バランスを探ることが鍵になる。
  • 「CIRCL-むなかた井戸端会議」のような対話の場を通じて想いをぶつけ合い、意見交換を行うことで、デザインのイメージやコンセプトを深掘りできる。一つの視点にとどまらず、新たな“気づき”を得ることで、地域活動やまちづくりに活かすことができる。

井戸端会議スタート!

車座になっての井戸端会議では、ゲストの毛利さんと参加者のみなさんで、「宗像のここがおしい!」「これからの宗像の描き方」の2つのテーマをもとに、地域の魅力や課題について感じたことや想いを語り合いました。

参加者の声

  • さまざまな視点で考えをめぐらせることができ、デザインのコツについてより深く学びたいと感じました。
  • 歴史のことや景観のことで、知らないことが多いことに気づきました。
  • 日頃あまり意識していなかったことが色に出てきて、再発見できて良かったです。

モヤモヤしたまま・・です。

CIRCLを通じて持ち帰ってもらいたいものは、明確な答えではなく、“気づき”。

それぞれが感じている課題に対して解決の糸口が得られる場ではありません。そのため、モヤモヤしたまま… という人も。でも今まで知らなかったことを知る機会になり、気にならなかったことが気になるようになり、明日からの日常がほんの少し変わります。また車座となって語り合うことで、参加者同士の横のつながりや縁も大切に育てる場となっています。

ゲストの紹介

Mohri Design 毛利 清隆 さん 

ウェブサイト


次回の「CIRCL-むなかた井戸端会議」は、2月に開催予定です。

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