10月12日(金)メイトム宗像で2回目の「ロープレサポート講座」を開催しました。
今回の講座の目的は、「活動のファンをつくる準備をする」こと。
ファンの集め方や活動報告の方法など、参加者のみなさんと一緒にワークシートを使って考えました。
活動のファンが増えることで、団体の足元が固まり、安定して活動を続けることができるようになります。
どんな人が活動のファンになってくれるのか?
人が「この団体を応援しよう」と決断するとき、2つの心理が大きく影響するといわれています。
Good
「その活動いいですね!私も広めたいから応援しよう」
活動内容に共感して、その活動のために応援しようという心理です。
Like
「あなたがいるなら応援しよう」
活動している「人」が好きだから応援しようという心理です。
みなさんの周りにも、信頼関係があるからこそ「この人からお願いされたら断れないなぁ」という人はいませんか?
参加者のみなさんには、「この人なら応援してくれるんじゃないかな?」という方を思い浮かべてもらい、ワークシートに書き出してもらいました。
直接声をかけて輪を広げる!効果的な「ファンの集め方」
では、実際に活動のファンを集めるためにはどうすればいいのでしょうか?
まずは、しっかりと目にふれるところに「会員募集」などの情報を掲載することが重要です。
団体のパンフレットやウェブサイト、SNSなどなど・・・
注意すべきは、掲載するだけで満足してはダメ!ということです。
それだけでは、なかなか集まりません。
効果的な方法は、団体のスタッフや会員のみなさんが直接声をかけてお願いすること。
「私たちはこういう活動をしています。応援していただけませんか?」と。
一人ひとりに声をかけてファンを増やしていき、新たにファンになった方がまた声をかけていく。
地道に輪を広げていくことが、実はいちばん効果のあるファンの集め方なのです。
ファンに活動を報告しよう!「活動報告の方法」を考える
「私たちはみなさんのおかげでこういう活動ができました」
応援してくれたファンに対して、定期的に活動報告をしましょう。
「応援してるのに、報告も何もない・・・」では、ファンも応援しようという気持ちが薄れてしまいます。
「活動報告書をつくる」「メールで報告する」「総会(報告会)を開催する」・・・
活動報告の方法は団体によってさまざまですが、3ヶ月・半年・1年に1回など、無理なく継続できる範囲でおこなうことが大切です。
きちんと報告することで来年につながります。
そして、少しずつ足元が固まり、結果的に団体が安定して活動を続けていくことにつながります。
さいごに
次回は、10月26日(金)18:00〜「団体の情報発信を考える」です。
団体の情報発信やイベント告知の方法などについて考えていきます。
お楽しみに!