2020年8月23日(日)、市民活動団体『「子ども寺子屋カフェ」を運営する会』による「第3回家族ダイニング・さんさん」がメイトム宗像の調理室で開催されました。子ども12人、保護者8人、大学生ボランティア2人、スタッフ2人の計24名が参加。いろんな親子が集まり、一緒に昼食を作って交流しました。
「家族ダイニング・さんさん」では、一人ひとりが主人公です。当日の係決めは敢えてせず、子どもたちも自ら考えて動きます。「係決めはせずに、状況の中で何が必要か、それぞれが判断して協力し合う心を育んで欲しい。」と代表の清水 満さん。
毎回、昼食のメニューはフードバンクから提供の食材の消費も考えながら、参加する保護者たちで決めます。この日のメニューは、”夏野菜のサラダうどんぶっかけ”と”コーンご飯”です。子どもたちも参加しやすいように工夫しました。炊飯器から漂うコーンの匂いに誘われて、何度も見に行く子どもたち。自分たちでテキパキと協力して動いて作ったご飯はとても美味しく、子どもたちもとびっきりの笑顔を見せてくれました。
昼食後は、子どもたちが楽しみにしているプチ実験マジックタイムです。子どもたちも挑戦し、その様子を見てみんなから大きな笑いが調理室に響き渡ります。毎回、 ”プラスα” を取り入れた工夫がこの会の魅力です。また、大学生ボランティアの参加もとても大きなサポート力になっています。
今回、初めて参加した方から「コロナの影響で学校での調理実習なども無くなってしまった。子どもに体験させてあげたいと思った。また参加したい。」などの感想を聞くことができました。
「家族ダイニング・さんさん」は、まだまだ始まったばかりですが、子育て世代が集まって情報交換などの場だけではなく、孤立させない子育て環境を築くために必要な支援、活動です。
『「子ども寺子屋カフェ」を運営する会』では、その他にも「子ども寺子屋カフェ」や「レアプラッズ(学びの場)中学生版」で、子どもの学習支援を行っています。(*令和2年度宗像市人づくりでまちづくり事業)
詳細は、市広報紙や団体のFacebookページをご覧ください。
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