「むなかた未来会議」開催しました

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12月16日、第1回むなかた未来会議を開催しました。多様化する社会課題を受けて、これからの宗像の未来をどう描くか?ということを市民のみなさんと一緒に考え意見を交わすための場です。1人ひとりの意見に耳を傾け、向き合えるように参加人数は制限し、少人数で開催しました。

まちのいいところを語り合いましょうやこんなことやってみたい!という理想を語り合うワークショップは多いのですが、課題に目を向けて「このままじゃまずい」という危機感を醸成するような場は多くはありません。暮らしやすい地域をつくる最大のエネルギーは「課題」だと捉えています。

しかしながら、課題や生きづらさを本音でさらけ出せる場がない。理想だけを語るのではなく、課題を含めてこれからの地域のあり方を話し合える場は必要という点から今回の場を企画しました。今回だけでなく継続的に開催をしていきます。働き盛りの社会人や家庭を持って子育てに励むお母さんなど忙しく過ごす人たちを対象にしているので、今回参加できなくてもまた次があるという継続性が重要であると考えているところからです。

今回は、「人口減少と少子高齢化」「行政組織の課題と期待」「自治会とコミュニティの未来」と3本立てのテーマを準備しました。今後様々なテーマを準備して続けていく予定です。

まず「人口減少と少子高齢化」のテーマで、宗像市市議会議員の安部よしひでさんがトップバッター。動画が流れないトラブルありながらも自身が立ち上げた婚活NPOのことや議員として感じている課題など、全力で話していただきました。

飼っているインコと仲良しの安部議員

それぞれのテーマごとに終わった後に、グループを作って感じていることなどを意見交換します。それぞれの意見を受け入れるスタンスなので、否定はありません。時間オーバーするほど盛り上がりました。

テーマ2では「行政組織の課題と期待」というテーマで宗像市役所の花田愛さんにお話いただきました。もともと外資系企業出身で5年前に地域貢献したい思いから宗像市に転職した花田さん。民間経験者だからこそ感じる行政の課題には説得力を感じます。

もちろん良いところも語ってくれました

話題提供者の話の中で出た”キーワード”をホワイトボードに拾っていきます。

テーマ3では、「自治会とコミュニティの未来」について赤間小学校PTA会長の品川恭徳さんにお話いただきました。熊本出身で仕事で全国を転々とし、宗像に5年前に移住した品川さんが、どうやっていまに至るかという点から、自治会に携わっている感じる課題など思わず納得の話でした。

仕事の合間をぬって作ってくれたプレゼン資料は間に合わず未完成

最後のテーマはみんなで意見交換。100人いれば百人多様意見があります。他人の考えを受け入れるから面白いし、見ている世界が広がります。

円形は良いですね、場が和みます
こんな意見がでましたのまとめ版。ごく一部です

そんなこんなで2時間あっという間に過ぎる実りある時間となりました。参加のみなさんも「楽しい時間でした」と満足げな様子で、改めてこの企画は今後も継続的に行っていくべきだと感じたところです。参加者が固定化し、新しい人が参加しにくい雰囲気を作らないよう、テーマや話題提供者をあれこれ工夫しながら今後も進めていきます。第2回は1月〜2月のどこかで開催できればと思っていますので興味ある方はぜひ気軽にお越しください。

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