【人まち事業】フリースペース×みんな食堂

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

10月24日(月)みんなのお家(宗像市田久)にて、NPO法人メイクハッピー&ピース主催の 「フリースペース」と「みんな食堂」が開催されました。
合わせて24人の子どもたちが参加し、10人を超えるボランティアのみなさんが活動をサポートしました。

フリースペース×みんな食堂 とは?

時代や社会の変化によって生じている子どもの孤立や孤食を防止するため、宗像市内の子どもたちが気軽に立ち寄ることができ、人とのつながりや温もりを感じられる居場所をつくることを目的とした事業です。

「フリースペース」は、不登校などさまざまな理由で日中に居場所のない小中高生を対象に、ボードゲームや外遊び、学習など自由に屋内外で過ごします。(開催時間:10〜15時)

「みんな食堂」は、小中高生を対象に、宿題をしたり遊んだり楽しく過ごしたあと、みんなで一緒に夕食を食べます。(開催時間:15〜18時、中学生以上は19時)

どちらも大学生や地域のボランティアのみなさんが、子どもたちを見守りながらサポート。
当初は月1回の開催でしたが、参加人数の増加や参加者からの要望などにより、2022年10月から月2回実施しています。

フリースペース〜自由に好きな時間を過ごす子どもたち

この日は午前中から4人の子どもたちが参加。持参したお昼ごはんを仲良くみんなで食べ、午後からは大学生ボランティアのお兄さんお姉さんと一緒に近くの公園へ遊びに行きました。

みんなのお家に戻ってきたあとも、ボードゲームをしたり動画を見たり、子どもたちは自由に好きな時間を過ごします。

14時半頃よりボランティアのみなさんが集まりはじめ、「みんな食堂」の夕食の準備がはじまりました。

みんな食堂〜世代を超えた交流とおいしい夕食

「ただいま」「おかえり」

15時を過ぎると、学校帰りの子どもたちが次々とみんなのお家にやってきます。
元気にあいさつを交わしたあと、夕食の時間まで思い思いに過ごす子どもたち。

いつの間にか、小学生と中学生、そして大学生ボランティアが一緒になってカードゲームで遊んでいます。
また別の部屋では、小学生の宿題をボランティアの方がサポート。小さな学習教室が始まっていました。

まるで親戚のお家にふらっと遊びに来たかのように、子どもたちは楽しく自由な時間を過ごし、そこには自然と世代を超えた交流が生まれていました。

この日の夕食メニューは「極上のハッシュドビーフ」(材料の牛肉は支援者からの提供)。
子どもたちに大好評で、たくさんおかわりをしていました。

NPO法人メイクハッピー&ピース主催の「フリースペース」「みんな食堂」は、みんなのお家(宗像市田久)で月2回実施しています。開催日時、参加の申込みなど、詳しくはフリースペース×みんな食堂のホームページをご確認ください。

※この事業は、令和4年度宗像市人づくりでまちづくり事業補助金を活用して実施しています

  • このエントリーをはてなブックマークに追加