【人まち事業】「ペアレントトレーニング」〜発達が気になるお子さんの子育てをもっと楽しく!〜

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8月20日(日)メイトム宗像・和室にて、パパママ応援・ネットワークいろり主催の 「ペアレントトレーニング」が開催され、5組の保護者が参加しました。

パパママ応援・ネットワークいろり とは?

就学前の発達に課題のあるお子さんの保護者・育てづらさを感じている保護者を対象に、ペアレントプログラムなどを提供していく市民活動団体です。

団体スタッフは、宗像市内でそれぞれ療育に携わる仕事をしています。「保護者が子育てを楽しめるようなお手伝いがもっとできないだろうか」と、職場の垣根を超えて同じ想いを持った方たちが集まり活動しています。

団体が実施する「ペアレントトレーニング」では、我が子の行動や特性について学び、各家庭でできることや対応を一緒に考えていきます。1クール4回構成で、年間3クール実施。

また、ペアレントトレーニングを修了した保護者のフォローアップや仲間づくりの場として、「いろり互助会」という形で茶話会や勉強会、親子遊びなどのイベントも開催しています。

団体名の「いろり」には、肩の力を抜いて集い、語らい、学び、ほっとできる場所にしたいという想いが込められています。

パパママ・応援ペアレントトレーニング

今回は、ペアレントトレーニング(第2クール)の第1回目。まずは、保護者のみなさんと団体スタッフの自己紹介からスタートです。この自己紹介の時間も保護者が自分のことを見つめ直すとても大切な時間だといいます。

自己紹介のあとは、「障がい受容ってなに?」をテーマに副代表・藤木さんのお話が始まりました。藤木さん自身も発達障がいのあるお子さんを育てているお母さん。ご自身の経験から学んだことや感じていることを交えながら、保護者のみなさんにやさしく語りかけます。

「障がいがあると人より大変なことがあるかもしれない。でも、その状況をいかに家族みんなで幸せにしていくかってところが大切なんです。一般的な幸せ論じゃなく、我が家の幸せの形をどう見つけていくか。見つけることができた時にきっとラクになると思います」

周りの幸せの価値観に振り回されないで、“我が子の幸せ”に焦点を当ててどうしていけばいいのかを考えてほしい、と藤木さんは話します。

パパママ応援・ネットワークいろりの「ペアレントトレーニング」は、全4回を2ヶ月にわたって実施していきます。

ペアレントトレーニング(第2クール)開催日程
第1回:発達障がいとは?障がい受容とは?(8/20)
第2回:家庭でしてあげられることとは?(8/27)
第3回:ペアレントトレーニング・我が子の行動分析をしてみよう(9/10)
第4回:宿題のフィードバック 育児本にはない我が子オリジナルの育児を探そう(9/24)

また、茶話会や勉強会、親子遊びなどのイベントも定期的に開催しています。
開催情報やお問い合わせは、団体のホームページまたはInstagramをご確認ください。

※この事業は、令和5年度宗像市人づくりでまちづくり事業補助金を活用して実施しています

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