【11/4】レポート『わんぱくっ!お椀を持って湾でワンパクに!』

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やや不安定な天候の中、20名ほどの参加者の皆さんと「わんぱくっ!」スタートです!

まずは、鐘の岬活魚センターへ。玄海東小学校6年生の子どもたちが描いたかわいい看板が目印です。魚さばきのプロたちによって手際良く、次から次にさばかれるフグを食い入るように見る参加者たち。ユーモアたっぷりの竹浦さんからは、フグの水揚げ量について福岡県は全国2位でうち8割はここ鐘崎漁港で水揚げされていること、イカの調理をする際はまずは空手チョップ!で気を失わせてから・・など、調理のコツと楽しいお話しがたくさん。「フグの目はね、カワハギと一緒で火を入れても煮えないよ。」…と、他の魚さばきプロのつぶやき。(本当!?)

かわいい看板

竹浦さんの楽しいお話をあとに、隣接された鐘崎水産物加工処理施設場へ移動します。こちらではさばいた魚を食べやすくカットし加工して特殊な冷設機で急速冷凍し鮮度を保ったまま市内や市外、また県外へお届けします。宗像市内の学校給食でも子どもたちに提供されています。

若潮丸 八尋さん

本プログラムのお楽しみのひとつ、漁船クルーズはあいにくの強風のため中止となり、漁船 若潮丸の八尋さんに漁のお話を聞くことに。魚は灯りに寄ってくるため出漁の際には集魚灯を点けて操業する。そのため、満月の夜は月灯りが海一面に照らされ大漁となるのだそう。

クルージングの代わりにと、船内を見学。エンジンルームや船底の水槽など見せてもらい、ほどよい揺れでクルージングしている気分を味わう。日頃、体験する機会のない船内を見学できて、これぞまさに非日常体験!

急遽、当初プログラムにはなかった明神丸水産へ立ち寄ることに。(こういう出会いがまちぶら歩きの良いところ♪)

元気いっぱいの権田さんが作る「イカのみりん干し」作業を見学。イカに漬けるタレは、地元マルヨシ醤油を使いザラメなどを入れて調整された権田さんこだわりのオリジナル。漬けた後は、虫の混入が不可能な特注で制作した干し棚で天日干しに。「一番に口にするのは人様!」と、衛生管理も徹底している。某有名芸能人の自宅宛にも送ったことがあるのだとか。

散策のあとは待ちに待った「わんぱくっ!」の目玉の食事タイム!準備が整う間、岬地区についてガイドの宗岡さんから漁師さんの生活などの興味深いお話が。まだまだ聞きたいと思っているところで・・・今日のために岬地区の色んな方が心を込めて用意してくれた食材が並び、準備完了です。美味しい鶏肉を使用した宗像郷土料理の鶏すきや鶏ガラスープは、ぽっぽハウスの広橋さん。地元漁師さんの協力を得て採れたてのイカを使ったイカ焼きは、鐘崎マルシェの石橋さん。明神水産丸特製の魚の漬け、岬のね~ちゃんのめかぶ、活魚センターの新鮮なお刺身などなど盛り沢山。お椀を片手に食べたいものを好きなだけ真っ白なご飯にのせていき、オリジナルのどんぶり完成です。

1周目なのでちょっと控えめに

お飾りレモンも残さず食べちゃった

あいにくの天候で雨風にあたり少し冷えた体も心も、吹っ飛ぶくらい温かくなって参加者の皆さんは笑顔いっぱい。

わんぱくっ!スタッフ

8名のわんぱくっ!スタッフの一生懸命な姿にも心が温かい気持ちになり、本当に素敵なひとときを過ごすことができました。

温かい人たちとのふれあいや美味しい食材を求めて、むなかたの岬地区をまちぶらしてみませんか?非日常の体験をすることで心が温かくなる、それがロープレの魅力です。

<ご協力いただいた岬地区の皆さま>

  • 宗像漁業共同組合       HP           facebook
  • 明神丸水産     facebook
  • 鐘崎マルシェ    facebook
  • ぽっぽハウスひろちゃん 道の駅むなかたの向かい側
  • 岬のね~ちゃん
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