【union67】ひのさと48/視察会

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3月1日(金)、市民によるまちづくり研究会「union67(ユニオンロクナナ)」の視察会を行いました。今回の目的地は「ひのさと48」。飛び込み参加を含め、4つの市民活動団体から7名が参加し、まちづくり実践者からお話を聞きました。

「union67」とは?

市民によるまちづくり研究会「union67」は地域社会への貢献に取り組む市民活動団体などの組織を対象に、情報共有・学びの機会をつくり、横のつながりを強化することを目的に結成し、宗像における市民活動をより広く発信し活発化させていく研究会です。

視察スタート

参加者が揃ったところで簡単に団体・自己紹介タイム。前回キックオフに参加したパトラン宗像さんのほか、新たにunion67にメンバー入りした秘密基地さん、日本紙飛行機協会 宗像支部さん、飛び込み参加の大学生などが一言ずつ挨拶をしました。

今回「ひのさと48」を案内してくれたのは「さとづくり48」のメンバーで西部ガス社員の牛島さん。「こんなにゆっくりお話できる機会もあまりないので、今日はどしどし質問してくださいね」と笑顔で迎えてくださいました。まずは団地の外にある立看板のところへ向かい、「ひのさと48」の概略について紹介いただきました。

2020年、ハウスメーカーと西部ガス、東邦レオなど10社の民間企業が「日の里団地共同企業体」を設立。地域住民、行政、地元の学校、民間企業が一体となって取り組む団地再生のプロジェクト、「さとづくり48」が始動しました。日の里地区の持続可能なまちづくりの推進と地域コミュニティの再生を目指してさまざまな取り組みを行っています。

ちなみに某アイドルグループを連想させる「48」という数字は、たまたま48号棟が拠点になったからとのこと。50年前から親しまれた名前はそのまま残したいという思いから、使い続けているのだそうです。

コワーキングスペースに移動

簡単な説明の後には203-204号室のCo-Doingスペース「さとのひWONDER BASE」へ移動。ひのさと48で人を巻き込みながら何かをしたい人などが気軽に借りることができるお部屋です。

大きなデスクの周りに集まり、スライドで具体的な取り組みの様子を見せていただきました。「訪れる人たちはどんな人たちが多いですか?」「運営をする上で大変なことってなんですか?」など、参加者からは質問が飛び交いました。牛島さんは「今は自分たちが運営をしていますが、主役は地域の方々。地域に住む人たちの『やってみたい』を応援しあえる環境をつくり、僕たち仕掛け人がいなくなっても地域の人々のつながりが残っていくような場を目指しています」と話しました。

テナント見学

視察の終わりに1階の施設を見学させてもらいました。「ひのさと48」には『地域の会話を増やす場所』をテーマにDIY工房やコミュニティカフェなどが整備されているほか、テナントとして保育園や地域の子どもたちの発育支援を行う施設が入居しています。

1階にはビール工房「ひのさとブリュワリー」、DIYスペース「じゃじゃうま工房」、コミュニティカフェ「みどりtoゆかり」、キッチン「箱とKITCHEN」などが並んでいます。

コミュニティづくりの現場を体感することで、参加者の皆さんは地域づくりや市民活動へのヒントを持ち帰ることができたのではないでしょうか。お話しいただいたさとづくり48の皆さま、貴重な時間をありがとうございました。

今後の予定

「union67」では3月26日(火)夜に情報交換会を行います。テーマは「団体の補助金・助成金活用」について。他の市民活動団体がどんな補助金や助成金を活用しているのか、情報共有してみませんか?以下のページからお申し込みいただけます。

▷▶︎▷ 3/26(火)情報交換会申込ページはこちら

市民によるまちづくり研究会「union67」の詳細や、加盟を希望される団体はこちらもぜひご覧ください。
▷▶︎▷ 「union67」詳細ページ

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