11月20日(水)、市民活動・NPOセンター主催の「まちづくりのすゝめ2024」第2弾!デザイン編『WEBデザインのきほん』をメイトム宗像で開催し、市内外から11名が参加しました。
「まちづくりのすゝめ」とは?
市民活動やまちづくりを実践するときに役立つノウハウを学び、これからの活動に活かすための講座です。2024年度は「スキル編」「デザイン編」「ツール編」「実践編」のテーマに沿って全4回開催。
講師の紹介
講師は、 WEBデザイナーとして活躍しているカトウ ヒカルさん(kanvas)。
著書『思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん』はとてもわかりやすいと大人気で累計5万部を突破。2022年からデザインセンスをロジカルに学ぶオンライン講座「kanvas study plaza」を主催するなど、幅広い活動を行っています。
まちづくりのすゝめでは2022年にも「バナーデザインのすゝめ」の講師としてご登壇いただきました。
講義スタート!
今回は、WEBサイトの基本から制作の流れまで、はじめてWEBサイトについて学ぶ人にもわかりやすくレクチャーしていただきました。
WEBサイトを作るメリットとデメリット
■ メリット
WEBサイトは紙媒体などと比べて、情報へのアクセスや更新が手軽でかんたん、最新情報を伝えることができるなどのメリットがあります。
- 自分のデバイスからいつでもアクセスできる
- 情報を常に書き換えることができる
- 非同期のコミュニケーションが可能(同じ時間に同じ場所にいなくてもいい)
- 音声や映像などのコンテンツも配信できる
- ユーザーが情報を送信できる(イベントの申込みなど)
■ デメリット
インターネットへ接続ができないと情報にアクセスできなくなるなど、WEBサイトにも課題があります。デメリットも理解した上で、WEBサイトでどのような情報を発信するのかを決めることが大切です。
- インターネットへのアクセスが必要
- ユーザーのデバイス環境へ配慮が必要(パソコンとスマートフォンで見え方が異なる)
- セキュリティ対策が必要
WEBサイトを作る流れ 7つのステップ
次に、WEBサイト制作の流れと、各ステップごとに押さえておくべき大切なポイントについて学びました。
- サイトマップ
- WEBサイト内の地図(階層構造)
- ユーザー目線で必要なページを洗い出す
- ページのタイトルにユーザーが検索しそうなキーワードを入れる
- ワイヤーフレーム
- モノクロのレイアウト図
- コンテンツファースト・ナビゲーションセカンド
- 初見ユーザーが迷わない画面設計
- コンテンツ制作
- ユーザーが知りたい情報と運営側が伝えたい情報のバランスが重要
- 見出しと段落を効果的に使う(マークアップを意識した文章)
- デザイン
- ロゴタイプ、シンボルマーク、ブランドカラーは重要な要素
- 写真にこだわる(プロのカメラマンにお願いする)
- コーディング
- HTMLの正しいマークアップ
- 検索エンジン最適化(SEO)とアクセシビリティ(アクセスのしやすさ)
- CMS構築
- 運営側が更新しやすいシステムの導入(例:WordPress)
- アクセス解析
- 定期的なアクセス解析と更新を行い、ユーザーのニーズに合わせて改善を続ける
WEBサイトの改善
さいごは、参加者のみなさんが所属する組織のWEBサイトについて、カトウさんと一緒に良い点や改善点を考えました。
トップページの構成やメニューのわかりやすさ、図や写真を使って伝え方を工夫しているところなど、さまざまな良い点をカトウさんがピックアップして解説。また、プロの目線から、背景色と文字色の改善方法やWEBサイトの情報を充実させるコツなど、ユーザーの興味を引き出すための具体的なアドバイスをいただきました。
参加者の声
- 丁寧にわかりやすく説明していただき、とても勉強になりました
- いろんなヒントをたくさんいただきました
- WEBデザインについてはじめて学びましたが楽しかったです。自分でも作ってみたいと思いました
- WEBサイトや広告の仕組みがよくわかりました。今後どのようにすべきか検討できます
- 古いサイトから乗りかえることも大事だと思えました
- 質問にも丁寧に答えていただきありがとうございました
今後の予定
次回『まちづくりのすゝめ2024』第3弾!ツール編は、1月に開催予定です。
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