【まちづくりのすゝめ2024】伝える力を磨く!チラシ・SNSの文章術

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1月15日(水)、市民活動・NPOセンター主催の「まちづくりのすゝめ2024」第3弾!ツール編『伝える力を磨く!チラシ・SNSの文章術』をメイトム宗像で開催し、市内外から21名が参加しました。

「まちづくりのすゝめ」とは?

市民活動やまちづくりを実践するときに役立つノウハウを学び、これからの活動に活かすための講座です。2024年度は「スキル編」「デザイン編」「ツール編」「実践編」のテーマに沿って全4回開催。

講師の紹介

講義スタート!

講座では「文章の力とその重要性」「文章の基本ルール」「チラシとInstagramのライティングテクニック」などについてお話しいただきました。また、講座の中で事前にデータを提供いただいた3枚のチラシ添削の時間もあり、充実した内容となりました。

1-①ターゲットと目的を明確にする

  • 誰に向けて書くのか(例:小さな子どもがいる親/地域の高齢者/若いカップル、など)
  • 何を伝えたいのか
  • どんな行動を促したいのか(例:活動のことを認知してほしい/イベントに参加してほしい、など)

1-②短く、具体的に書く

「4W1H」(Who (誰が)・What (何を)・When (いつ)・Wher e (どこで)・How (どのように))を明確にすると説得力が増します。

1-③読者目線で書く

  • ターゲットが何を知りたいのかを考える
  • 読み手が知りたい情報を中心に考える(✖️書き手の都合)
  • 心に響く言葉やストーリーで、読み手に共感を与える

1-④行動を促す言葉を入れる

  • 行動喚起の言葉を入れ、行動を引き出す
  • 読み手が次に何をすればいいのかを明確に伝える

2. チラシのテクニック

チラシは情報量が多く詳細な内容を伝えられますが、情報が整理されていないと読み手に伝わらないことも。そのため確実に情報が届けるための視覚的な工夫と、分かりやすい情報設計が重要になってきます。効果的なチラシを作るポイントをまとめました。

2-①情報を整理し、すぐに内容を理解できるようにする

  • タイトルでチラシの内容を要約する
  • キャッチコピー(短いフレーズ)で読者の目を惹きつける
  • 日時・場所・内容などの詳細情報を簡潔にまとめる
  • 行動を促す言葉を配置して読み手が次に何をすべきかを指示する

2-②キャッチコピーのコツ【具体性】

「誰にどんなメリットがあるのか」を明確にする

2-③キャッチコピーのコツ【インパクト】

3. インスタグラム投稿におけるテクニック

インスタグラムでは視覚的なインパクト共感性が重要です。短い文章で読む人の心を掴み、行動を促すには、SNSならではの特性を理解し活用することが大切になってきます。効果的な投稿のポイントを教えていただきました。

3-①ビジュアルを意識した構成にする

  • 読者の目を引きつける短いキャッチコピーと画像でインパクトを出す
  • 文章は絵文字や改行を使い読みやすくする
  • 行動喚起は「ストーリーズを見る」「DM送信」「プロフィールリンク」などアクションを具体的に示す

3-②ターゲットに響く内容を意識する

  • 共感を呼ぶ写真や動画を添える
  • 感情を動かす表現を使う
  • イベントの様子を振り返る投稿で次回の参加意欲を高める

参加者の声

  • 普段誰に尋ねたらいいかわからないことだったので専門的な方のお話を聞けて良かった
  • 基本の内容からテクニックまで学べて良かった。発信者側ではなく読み手側のことを考えて文章を作ることが大事だと思った
  • 文章における伝えるためのポイントが何か改めて深く知ることができました。今後の営業活動に大いに役立たせていただきます。貴重なお話ありがとうございました。

今後の予定

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