
5月1日(木)、市民によるまちづくり研究会「union67(ユニオンロクナナ)」の情報交換会を行いました。今回のテーマは「プレゼンテーション」。令和7年度 宗像市人づくりでまちづくり事業補助金の申請団体から7名が参加しました。
「union67」とは?
市民によるまちづくり研究会「union67」は地域社会への貢献に取り組む市民活動団体などの組織を対象に、情報共有・学びの機会をつくり、横のつながりを強化することを目的に結成し、宗像における市民活動をより広く発信し活発化させていく研究会です。
実践!プレゼン予行演習
まずは、審査会の予行演習として3つの団体にプレゼンをしていただきました。時間は、審査会当日と同じ5分間。プレゼンの時間を計測することで “5分”という時間を実際に体感してもらうことが目的です。



プレゼンを行ったみなさんからは、「5分ってすごく短い!」「5分長かった!」「自分の5分はあっという間なのに、他の人の5分は長く感じる」など、さまざまな感想が飛び出しました。
PENTAGONスタッフからも、良かった点や改善点などのフィードバックを行い、プレゼン力を高めるためのコツをお伝えしました。
助成金の審査会で役立つ!プレゼン力を高める3つのポイント

限られた時間の中で、どうすれば申請内容の目的や想いを効果的に伝えることができるのでしょうか。3つのポイントをご紹介します。
1. 申請書で伝えきれない点を伝える
前提として、審査員は事前に申請書などの資料を読み込み、団体の基本情報をある程度把握しています。申請書だけでは伝えきれないことを自分の言葉で直接届けることがプレゼンの意義です。
2. 伝えたいことを1つに絞る
プレゼンの中ですべてを話そうとすると時間が足りません。「これだけは絶対に伝えたい」ことを1つに絞ることを意識しましょう。あれもこれもと“足し算”するのではなく、「何を一番に伝えたいのか」を明確にして、決められた時間に合わせて“引き算”するのがポイントです。
プレゼン当日は、スマートフォンなどを活用して時間を計測し、時間配分を意識した発表を心がけることが大切です。
3. プレゼン内容より「人」を見ている
事前に原稿を作って読み上げるよりも、自分自身の自然な言葉で、活動への深い想いや熱意、背景にある具体的なストーリー、目指す未来へのビジョンなどを伝えることで、心に響くプレゼンになります。
手元に話すことを準備しておきたい場合は、“お守りとして”プレゼンの構成の箇条書きを持っておくと安心です。

参加者の感想

- プレゼンにおいて、何が必要で何を伝えたらいいのか明確にできました
- プレゼンの構成について検討しやすくなりました
- 本番前に予行演習で発表する機会をいただけて良かったです
- 今回学んだことを踏まえてプレゼンの準備をしたいと思います
参加したみなさんからは、「具体的なアドバイスがとても参考になった」「時間が限られているからこそ、何が一番大事かを真剣に考えるいい機会になった」など前向きな意見や感想をいただきました。
今後の予定
union67では、宗像の市民活動がより活発になり、みなさんの活動が広がるような企画を開催予定です。ぜひご参加ください!
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