【union67】お金の集め方と使い方 〜団体運営に欠かせないリアルな話〜

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9月24日(水)、市民によるまちづくり研究会「union67(ユニオンロクナナ)」の情報交換会が開催されました。
NPOや市民活動団体にとって常に関心が高いテーマ「お金」。今回は「お金の集め方と使い方」をテーマに9名の参加者と事例を交えながら一緒に考えました。

「union67」とは?

市民によるまちづくり研究会「union67」は地域社会への貢献に取り組む市民活動団体などの組織を対象に、情報共有・学びの機会をつくり、横のつながりを強化することを目的に結成し、宗像における市民活動をより広く発信し活発化させていく研究会です。

お金の集め方「クラウドファンディング成功の秘訣」

まずは、お金の集め方の一つとして「クラウドファンディング」を取り上げました。

クラウドファンディングとは、「インターネットを介して個人(または団体・法人)が想いや夢を発信することで、共感した不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことです。 参考サイトはこちら ▶︎▷

①成功は「準備」で決まる

クラウドファンディングを始める前に、さまざまなサイトで成功事例を調べてみましょう。他の団体・組織がどんな工夫をしているのかを学び、自分の団体のプロジェクトに取り入れてみるなど、具体的な戦略を考えることが重要です。

▶︎ クラウドファンディングサイト例

②支援の輪を広げる「情報発信」

クラウドファンディングが始まったら、SNSやWebサイトなどでこまめに情報を発信しましょう。進捗報告や応援メッセージの紹介などを通して、支援者や関心を持つ人たちの支援の輪が広がっていきます。

③一度きりで終わらせない「関係づくり」

クラウドファンディングは単なるお金集めの手段ではありません。活動に共感し支援してくれた方々は、将来的に会員や継続的なサポーターになるなど、関係がつながる可能性があります。終了後には必ずお礼と活動報告を行い、長期的な関係を築いていくことが大切です。

お金の使い方「体験談から学ぶ『感謝』の伝え方」

次に、ゲストの馬場さん(市民活動団体「二丁目小学校」)の体験談から、ボランティアや団体スタッフへの「感謝の伝え方」について考えました。

活動中の写真にメッセージを添えて贈ったり、お揃いのスタッフTシャツを作成したりするなど、感謝の気持ちはお金以外の形でも伝えることができます。

謝礼金をお渡しする場合は、継続して支払いができる財源をしっかり確保したうえで、事前にルールを明確にすることが大切です。
代表者などが一人の判断で決めてしまうのではなく、団体スタッフ全員で十分に話し合い、気持ちよく活動できる環境を整えることが、団体活動を長く続けていくために欠かせないポイントです。

参加者の感想

  • クラウドファンディングのリアルを思いがけず知ることができました。
  • 今後ボランティアを募っていきたいので参考になりました。
  • 大事なポイントを具体的に学ぶことができて勉強になりました。参考にさせていただきます。
  • お金の集め方・使い方のヒントや注意を参考に、考えてみたいと思いました。
  • 今回自分が見えてないものを知る機会になり、自分の視野が少し広くなった気がします。

参加者のみなさんからは、クラウドファンディングの具体的な戦略や、感謝の伝え方に関するリアルな体験談がとても参考になったという声をいただきました。

今後の予定

union67では、宗像の市民活動がより活発になり、みなさんの活動が広がるような企画を開催予定です。

次回は、11月5日(水)に開催!
「お金」をテーマにした連続企画の第2弾として、「寄付」と「余剰金」に焦点を当て、お金の集め方と使い方について一緒に考えていきます。ぜひ、気軽にご参加ください!
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