10月25日(水)、市民活動・NPOセンター主催の「まちづくりのすゝめ2023」第2弾!スキル編『動画づくりのすゝめ』をメイトム宗像で開催し、市内外から18名が参加しました。
「まちづくりのすゝめ」とは?
市民活動やまちづくりを実践するときに役立つノウハウを学び、これからの活動に活かすための講座です。2023年度は「デザイン編」「スキル編」「ツール編」「実践編」のテーマに沿って全4回開催予定です。
講師の紹介
講師は、動画クリエイターの髙倉浩太郎(SimonStudio)さん。大分県出身で、現在は福津市に在住しています。イベント動画などを中心にさまざまな動画を制作。中学校や高校などへ出向いて教えたりもしています。昨年に引き続き、今年も高倉さんに動画の編集や撮影方法のコツを伝授していただきました。
講義スタート!
動画作るの、むずかしいんじゃないの?
「一発目の取り掛かりはむずかしいと思うが… はじめはなんでもそう!」と髙倉さん。動画づくりの一連の流れを『料理』に例えながら講義がスタート!
料理に例えての詳しいお話は昨年の開催レポートをご覧ください。➡︎こちら
実際に編集ソフトを使ってやってみよう!
「編集はやりだしたら長くなる。」と髙倉さん。
大事なのは
・テンポ!
・いいところだけを使う
気をつけた方がいいのは
・”より”と”ひき”を意識する➡︎素人感がなくなる
・文字などの編集は枠を入れすぎない
・色使いはフワッ〜と
・あまりごちゃごちゃさせない
その他にも、ちょっとだけ好きな音楽入れたりするとエモい感じになる… など、
確かに…やりだしたら長くなりそうです。
髙倉さんのオススメする編集アプリはこちら🔽
動画アプリ | 使い方(参考URL) |
Inshot(インショット) | https://douga-tec.com/?p=30683 |
CapCut(キャップカット) | https://sumahosupportline.com/how-to-use-capcut/ |
今日はSNS動画!
TikTok、Instagram、YouTubeなどで流れる”ひたすら繰り返し”の動画、なぜ流行るのか?
軽快なテンポで調理し、できた料理を豪快に頰張る動画クリエイター バヤシ氏(Instagramはこちら)の「飯テロ動画」などを例に挙げて説明します。
そこに共通するのは
「共感」「身近さ」「世界観」
ついつい見続けてしまっている動画には、きっと「共感」や「身近さ」、ブレない「世界観」を感じているのかも。普段から意識してSNS動画の構成を見てみるのも良いかもですね。
実際に考えてみよう!
講座の後半はワークショップ!あらかじめ髙倉さんが用意した幾つかの職業とその悩みを元に、”できること” と ”ひと工夫増やしたいこと” をグループに分かれて考えます。
ポイントは、ひと工夫 =「共感」「身近さ」「世界観」を入れることの大切さ。そして、この動画で「何を集客したいか」をぶらさない!こと。どうしても売るものに直結しないといけないということではなく、集まった中の何人かでも買ってくれる人がいたら良い、その感覚で作ることも大切。
まちづくりのすゝめでは、とてもめずらしいワークの時間。参加者同士、自己紹介からスタートして、ストーリーづくりに意見が飛び交う様子がとても印象的でした。
考察タイム終了後、たくさんのアイデアを一つにして、それぞれ発表してもらいました。
ターゲットの設定や斬新な視点の当て方に、「イメージがとても豊富!動画って何回も何回も繰り返しで良い。毎回毎回変えなくても良い。今日はグループで作ったけど、持ち帰って自分たちの活動する場でぜひ活用してやってみてほしい。」と最後に髙倉さんから伝えていただきました。
参加者の声
📍構成が大切ということがよくわかった
📍自分では思いつかないアイデアをグループワークで聞くことができた
📍先生の軽快なトークとグループワークであっという間で楽しかった
📍動画づくりを料理に例える話がわかりやすかった
などの声をいただきました。
次回ラストとなる第4弾『まちづくりのすゝめ』は実践編!2月に開催予定です。
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