7月30日(火)、市民活動・NPOセンター主催の「まちづくりのすゝめ2024」第1弾!スキル編『スマホ写真撮影のすゝめ』をメイトム宗像で開催し、市内外から15名が参加しました。
「まちづくりのすゝめ」とは?
市民活動やまちづくりを実践するときに役立つノウハウを学び、これからの活動に活かすための講座です。2024年度は「スキル編」「デザイン編」「ツール編」「実践編」のテーマに沿って全4回開催。
講師の紹介
講師は、動画制作や写真撮影で活躍している髙倉 浩太郎さん(Simon Studio)。
趣味で動画づくりを始めたのをきっかけに動画制作の楽しさを知り、2021年にフリーの動画クリエイター、フォトグラファーとして活動を開始しました。
まちづくりのすゝめで人気の「動画づくりのすゝめ」の講師としてこれまで2回登壇いただき、3回目となる今回はスマホ写真撮影のコツを実践を交えながら伝授していただきました。
▷【まちづくりのすゝめ2022】動画づくりのすゝめ
▷【まちづくりのすゝめ2023】動画づくりのすゝめ
講義スタート!
スマホ写真撮影の基本を学ぶ
「最近のスマホはとても高性能。写真撮影の基本的な設定とコツを知識として持っておくと写真がガラッと変わります」と髙倉さん。
まずは、ピントの合わせ方や露出の調整、ズームの使い分けなど、カメラの基本的な撮影設定について実際にスマホ(iPhone)を操作しながら説明。他にも、写真の構図、光の使い方、撮影後の編集方法などなど、さまざまな写真撮影のコツを教えていただきました。
そして髙倉さんは、「写真は“主題”を明確に決めることが大事」と強調。何を主役にするのか、この写真で何を伝えたいのかをしっかり決めておく。いらないものはすべて省くくらいの気持ちで。そうすることで、写真の構図や撮影のポイントを意識的に決めることができ、印象に残る写真になるといいます。
実践!身近なモノを使ってケーキを撮影する
次に、参加者に協力いただきながら、髙倉さんが準備した撮影道具を使って実際にケーキの写真を撮りました。食べ物の撮影のポイントは、正しい光と色を使うこと。昼白色の電球を使ったり自然光が入る窓際で撮影したりすると、料理が美味しそうに見えます。
髙倉さんは、光の当て方を工夫するだけで写真の雰囲気が大きく変わることや、主題であるケーキを引き立たせるために背景をぼかす方法を実演。また、クッキングシートなど身近なモノを使って光を柔らかくしたり、スプーンやコーヒーカップなどの小物を使って奥行き感を出したりと、髙倉さんの撮影テクニックがたくさん紹介されました。
スマホでどんどん写真を撮ってみよう!
今回の講座を通して、初心者でも写真撮影の基本とコツを学ぶことで、魅力的な写真が撮影できることがわかりました。
さいごに、「スマホで撮影した写真は、データだけでなく時々プリントして手元に残しておくといいですよ。みなさんはすでにいいカメラを持っています。素敵な写真をたくさん撮りましょう!」と髙倉さんは参加者のみなさんへ言葉を贈りました。
参加者の声
- 撮影のテクニックを学ぶことができて良かったです
- いろいろな技を教えてもらったので、試してみたいと思いました
- 光の当て方や構図など、基礎知識を学べてとても良かったです。特に実践がとても参考になりました
- 意外と使っていない機能があることを知りました。構図を考えないで撮っていることがあるので勉強になりました
次回『まちづくりのすゝめ2024』第2弾!デザイン編は、11月に開催予定です。
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