2月15日(日)、自由ヶ丘地区コミュニティ・センターにて、今年度3回目となる自由ヶ丘地区防災会議が開催され、自治会役員や防災士など約60名が参加しました。
地区防災計画とは
「わたしのまち」に災害が起きたときの対策を同じ地域で生活する住民どうしで一緒に考え、できることを見直し、災害による犠牲者を出さないための行動計画を地域一体となってつくる取り組みです。最初から完璧なものを目指す必要はありません。近隣の方が集まり、防災ゲームで楽しむ、街歩き(散策)しながら気になる箇所を見つける、これも地区防災計画の取り組みのひとつです。
*「地区防災計画」についての詳細はこちら(内閣府 防災情報)
*「地区防災計画」は行政の「地域防災計画」とは異なります。



本取組みは、自由ヶ丘地区コミュニティ運営協議会が主体となり、宗像市危機管理課のサポートのもと実施しています。地区防災計画の見直し・更新を行うとともに、今後に引き継いでいくための共有を目的としています。
講師は北九州市立大学 地域創生学群 准教授の村江史年さん、記録等のサポートはPENTAGONが行っています。
今回は地区防災計画 3回目
今年度の締めくくりとなる今回の地区防災会議では、各自治会ごとにこれまでの活動の振り返りや計画の見直し、次年度の取組みについて発表を行い、工夫した点や見えてきた課題について共有されました。
- 地域の子どもたちと街歩きをして、危険箇所や避難場所を防災マップに反映し、計画の中に子どもたちの視点も取り入れた。
- 一斉清掃やお祭り、もちつきなどの地域行事に防災の視点を組み込む「ながら防災」で、無理なく活動が継続できるよう工夫している。
- 限られた人数で効率よく安否確認をするため、避難行動要支援者には黄色いハンカチを配布して、災害時に無事を示す時は玄関に出してもらうルールを導入した。
- アンケートを実施したところ、連絡手段はLINEではなく他の方法を希望する声があったため、「Googleフォーム」を使ったアンケート形式を導入。11月に情報伝達訓練を実施したところ、約200世帯中ほぼ全世帯から返信があった。
- 情報伝達訓練は、1回目より2回目の方がスムーズに実施できた。繰り返し訓練を行うことの大切さを実感している。
- 活動の基本は「無理せず、まず自身の安全を優先」。高齢化率が50%を超える地域ということもあり、第三者を守る前にご自身が健全であってほしいと計画の中に明示した。
- 支援が必要なのは高齢者だけではない。共働き家庭で留守番をしている子どもなども支援対象として把握していくことが大切だと考えている。


次年度に向けて
村江先生からは、「防災にだけ強いコミュニティというものはなく、日頃からの地域のつながりが防災の基盤になる」というお話がありました。また、活動を継続していく上での課題として、「組織の交代と引き継ぎ」「活動のマンネリ化」「メンバーの固定化」が挙げられました。
これらの課題を乗り越えるためにも、地区防災計画の見直し・更新を行うとともに、次へ確実に引き継いでいくことが大切であり、それが地域防災力の向上につながると感じています。


これからの予定
次年度の自由ヶ丘地区防災会議も、年3回開催する予定となっています。新しい体制へ引き継いで、続いていきます。
これまでの地区防災計画の取り組みについて、レポートはこちらから読むことができます。
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