12月19日(日)、メイトム 宗像で市民活動団体「からふる宗像」による『初めての切り絵体験』が開催され、市内から6名ほど参加しました。レモンのアロマがほんのり香るお部屋で1時間ほどかけてクリスマスカードを制作しました。
市民活動団体「からふる宗像」(代表 河村寛子さん)は、2017年から障がいを持つ当事者やその家族・きょうだいの自立へ向けてのサポートを行う活動をしています。
”最後まで住み慣れた地域で自分らしく暮らしたい”
障がいの別なく、地域の皆さんと交流できるような場づくりについても意欲的に取り組んでいます。
切り絵講師の紹介
代表の河村さんは人脈づくりにとても長けていて繋がりも広く、毎回、いろんな分野の方を呼んでワークショップなどを開催しています。
今回は切り絵講師の Kirie Mihoko さんをお招きし、クリスマスカードづくりを教えていただきました。
Mihokoさんは、元々は染織のお仕事をしていましたが、その工程の中でデザインしたものをカッターで型取る作業があり、その作業が大好きだったことがきっかけで切り絵の魅力にのめり込んでいったと言います。現在は、会社員として働きながら、切り絵ワークショップや自身が手がけた作品の展示会などを定期的に開催しています。
切り絵体験start!
あらかじめMihokoさんが準備したクリスマスツリーの下絵をカードの台紙に固定する作業から始まります。
次に白地の部分を切り絵用の細身のカッターで切り取っていきます。カッターを握る手、指に力が入ります。ハートなどカーブがある形をカットする時は、特に気を使いながら少しずつ少しずつ刃先に集中して手を動かしていきます。「慣れるとそんなに力を入れなくても切れるようになりますよ。指もホラッ、たこはできてないでしょ〜。」とMihokoさん。
小さく切り取った星やハートの形も捨てずにそのまま飾りとして使います。お好みでシールを貼って各々に彩ったらオリジナルのクリスマスカードの完成です。
「切り絵は、下準備のデザイン制作に時間がかかるところが大変。でも今は、自宅で気軽にできるよう題材をまとめた本などもありますから、これを機にぜひ切り絵の魅力を知っていただけたら嬉しいです。」とMihokoさんは語ってくれました。
参加された方からは
- 作品ができてそれが可愛いカードでしたので嬉しかったです。
- 先生がとても丁寧に教えてくださり、とても楽しく切り絵をする事が出来ました。
- また何か企画して欲しいです。楽しいひと時でした。
- 私の作品はまあまあかな?先生の作品はさすが違うなと感じました。ご指導ありがとうございました。
などなど、オリジナルのクリスマスカードを手に、集中モードであっという間の小一時間を満喫した様子でした。
主催者情報
からふる宗像 代表 河村寛子
切り絵講師 Kirie Mihoko