【まちづくりのすゝめ2022】LINE公式アカウント活用のすゝめ

10月26日(水)、市民活動・NPOセンター主催の「まちづくりのすゝめ2022」第3弾！団体・組織のための『LINE公式アカウント活用のすゝめ』をメイトム宗像で開催し、定員を超える23名が参加しました。

市民活動やまちづくりを実践するときに役立つノウハウを学び、これからの活動に活かすための講座。2022年度は「スキル編」「デザイン編」「ツール編」「実践編」のテーマに沿って全4回開催予定です。

講師の紹介

今回の講師は、コモン・クリエーション合同会社 CEO 岩田正浩さん。LINE公式アカウントアドバイザーであり、自治体向けDXやLINE公式アカウントを用いたコンサルティングなどを行う “LINE活用のプロフェッショナル”。

そんな岩田さんに、LINE公式アカウントの基本機能から活用方法まで、実演を交えながら教えていただきました。

「LINE」は毎日のように使っているけど、「LINE公式アカウント」はなんとなく難しそう…そんな風に思っていませんか？「そういう方結構多いんですが、実際にさわってみると意外と簡単なんですよ」と岩田さん。

本題に入る前に、まずはみなさんがよく知っている「LINE」のお話から。

メッセージのやり取りや音声通話など、日常的にLINEを活用している方も多いと思いますが、実際にどれくらいの人が使っているか知っていますか？

なんと、日本国内で9,200万人（人口の7割）を超える人がLINEを使っています。

さらに性別・年齢・業種を問わずさまざまな方に利用されていて、地域による偏りもほぼないことから、どの地域でLINEを活用しても同等の効果が得られると想定されているそうです。

また、「女性の20〜39歳では、9割以上の人が毎日LINEを使っている」との調査結果も出ており、すべての年代では6割以上の人が毎日使っています。

これらのデータから「団体や組織でLINEを活用することで、より多くの人に効果的にリーチ（情報を届けることが）できます」と岩田さん。

いよいよ本題の「LINE公式アカウント」のお話に入ります。

LINE公式アカウントは、団体や組織などのアカウントと友だちになったユーザーに対して、メッセージを届けることができます。他にもさまざまな機能があり、その中でも特に利用頻度が高い機能をご紹介いただきました。

■メッセージ配信：
LINE公式アカウントの友だちに直接メッセージ（テキスト・画像・音声・動画など）を配信する。年齢層や性別など、友だちの属性で絞り込んで配信することもできる。

■あいさつメッセージ：
ユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加した際に、メッセージを送信する。

■応答メッセージ：
友だちからメッセージを受信した時に、あらかじめ設定したメッセージを自動で返信する。「よくある質問（FAQ）」などに使える。

■プロフィール：
団体や組織などの基本情報を掲載できるページ。ウェブ上にも公開され、メッセージのように情報が流れて行かない。

そのほかにも「リッチメッセージ」「カードタイプメッセージ」「ステップ配信」など、さまざまな形で友だちにメッセージを届ける機能があるとのこと。

「LINEはコミュニケーションアプリ。その特徴を生かすことで、効率よくユーザーとの深いつながりを実現することができます」と岩田さんは言います。

次に、岩田さんがマニュアルにそってLINE公式アカウントの開設を実演！（LINE公式アカウント開設マニュアルはこちら）

作成したLINE公式アカウント（デモアカウント）を参加者のみなさんに友だち登録してもらい、実際に操作をしながら機能について説明いただきました。

岩田さんによると「メッセージ配信」「応答メッセージ」「リッチメニュー（写真赤枠部分）」ができれば、LINE公式アカウントらしくなるとのこと。まずは、その3つの機能から使ってみてはいかがでしょうか。

「今回一番お伝えしたかったことは、LINE公式アカウントはそこまでハードルが高くないということ。ご家族やお友だちと試してみるのもいいですし、まずは興味をもつことからはじめてみてほしい」と岩田さん。

「LINE公式アカウント」という伝えるためのツールをひとつ増やして、団体や組織の発信に活かしてみませんか？

💡次回、まちづくりのすゝめ第4弾！実践編『ひとりでやらない企画づくりのすゝめ』は、
11月24日(木)に開催予定！

過去の『まちづくりのすゝめ』の内容が気になった方はこちらのレポートもご覧ください。
↓↓↓
https://pentagon67.com/susume

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