【ロープレ2022】お味噌を作ってみよう 〜 こどもたちにお母さんの味を伝えませんか?

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11月12日(土)東郷地区コミュニティ・センター・調理室にて、「母と子のサロンつむぎ」による味噌作りが開催され、0〜1歳までの赤ちゃんとお母さんが10組参加しました。(5組ずつ午前午後2回にわけて実施)

お母さんが味噌作りをしている間、赤ちゃんは隣の和室で子守スタッフが見守ります。

「母と子のサロンつむぎ」とは?

子育てをスタートする0〜1歳くらいは、自宅にこもり孤立しやすい時期です。

市民活動団体「母と子のサロンつむぎ」は、その時期の母子や妊婦さんを対象に、助産師によるわらべうたベビーマッサージや季節のイベントなどを通して、赤ちゃんと楽しく遊びながらお母さんたちの交流の場をつくる活動をしています。

味噌作りとお母さんたちの交流

講師は、団体メンバーで助産師の原 理恵子さん。
女性とこどもの相談やケア、食のサポートをはじめ、味噌作りの料理教室を開催するなど幅広く活動されています。


今回作るのは、合わせ味噌。「冬に向かう時期の11〜12月ごろに作るお味噌は、ゆっくり熟成するからすごく美味しいんです」と原さん。
麦こうじ・米こうじ・国産大豆・自然塩(海水塩)… 使う材料はシンプルですが、こうじから大豆を煮るときに使う水まで、原さんがこだわって準備されたものばかりです。

まず、麦こうじ・米こうじ・塩を手で混ぜ合わせ、次にやわらかく煮た大豆をすり鉢でつぶしていきます。
「手で混ぜることで自分の常在菌が一緒に入っていきます。だから、ご家族のことを思いながら混ぜてもらうと、美味しいお味噌ができますよ」と原さん。

「今何ヶ月目ですか?」「こどもを預けてこういうイベントに参加するのはじめてで…」
味噌作りをしながら、お母さん同士の話にも花が咲きます。

母乳のこと、離乳食のこと、パパのこと、などなど…いつの間にか育児相談も始まっていました。
「大丈夫。こうしたらいいですよ」「これを使ったら楽ですよ」と原さんや先輩ママが優しくアドバイスする姿も見られました。

お母さんたちが味噌作りをしている間、隣の和室で過ごす赤ちゃんたち。
お母さんの様子をのぞきにくる赤ちゃん、いつもと違う様子に泣き出してしまう赤ちゃんもいましたが、子守スタッフがおもちゃであやしたり歌を歌ったりしながら見守っていました。

最後に、こうじ・すりつぶした大豆・大豆の煮汁を混ぜ合わせ、丸めて容器に詰めていきます。
「ぐっすり眠れそうな暗くてちょっと涼しいところに置くと、お味噌はゆっくり発酵します。熟成するのをご家族みんなで楽しみに待ってみてください」と原さん。

今回持ち帰ったお味噌(1人約2Kg)は、5ヶ月後の4月上旬に完成です。そこから好みの熟成まで待つのも楽しみとのこと。手作りお味噌を味わう日が待ち遠しいですね。


参加されたお母さんたちからは、味噌作りはもちろん、お母さん同士の交流も楽しかったとの声をたくさんいただきました。

  • お母さんたちとお話しながら味噌作りができたので楽しかったです。
  • 手作りのものをこどもに食べさせてあげたくて参加しました。4月の出来上がりまでこどもと一緒に楽しみたいです。
  • どんな材料でどうやってお味噌を作るのか知ることができて勉強になりました。食べる日が楽しみです。
  • こどもが泣いてもあたたかく見守ってもらえました。また機会があれば別のイベントにも参加してみたいです。
  • 作業もしやすく、説明もわかりやすく、何よりお話しながらできるのが楽しかったです。
  • 幅広い年齢の方と話せる機会が少ないので、とてもリラックスできる時間でした。

次回の母と子のサロンつむぎのイベント「赤ちゃんといっしょにクリスマスを楽しもう 〜 よくがんばった自分に癒しの時間を」は、12月1日(木) メイトム宗像で開催されます。
クリスマスソングを中心に音楽を楽しみ、おしゃべりをしながら、ちょっと息ぬきしませんか?ひとあし早いママのためのクリスマス会です。

申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください!


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